“宝船の七福神”

“宝船の七福神”
Sun Surf(サンサーフ)×北斎のSPECIAL EDITION(スペシャル エディション)“宝船の七福神”半袖アロハ SS38198です
北斎が30歳前後の「勝川春朗」と名乗っていた時代の作品。当時、宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると良い初夢が見られるというので、正月用に作られた作品です。吉祥この上ない開運美術画で、七福神に加えて鶴・亀・鯛と縁起物尽くしの図柄。供えられた和歌は「なかきよの とをのねふりのみなめさめ なみのりふねの をとのよきかな」(長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな)と、反対から読んでも同じになる回文となっており、吉祥とユーモアが隠されています。

隅田川七福神めぐり/新年の始まりを告げる江戸東京の風物詩。隅田川七福神めぐりはその名の通り、隅田川沿いにある寺院や神社の七つの福の神を参拝する行事です。約200年前の江戸後期の文化・文政年間(1804~1830)に向島百花園に集う文人達によって始められ、現在は墨田区の無形文化財に登録されています。生涯のほとんどを墨田区で過した北斎も、好んでこれらの寺社を巡ったといわれています。

●大判錦絵/安永8年~寛政5年(1779~93年)頃
●素材:レーヨンフジエット
●プリント方法:藍捺染
●白蝶貝ボタン
27,000円